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少女マンガの中途半端な感想。すべてネタバレですのでご注意を。
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前に買った本だけど、最近読み返したので。どうでもいいけどこのブログ、最後に更新したのは自分的には十年前くらいの感覚だったのだけど、たったの4年前だった。えっ結構最近じゃんてびっくり。4年前が最近なのかはともかく。
さてこれ。結論から言うと、泣きました。確か最初に読んだ時も泣いて、再読でも泣いたちょろい私。お母さんが、3週間も戻ってこない飼い猫を「もう死んでる」とお父さんに言われても諦めずに探し続けていたのについに「…チビはもういないんです。…本当はわかってるんです」と呟いたところ。ここでダメだった。自分でも薄々そう(=もう死んでる)思っていたけれど認めてしまうと本当に飼い猫が死んでしまうようで。でも今度こそは!と探しに行った場所にもいなくてさすがに心折れて…という場面。猫飼いなら皆泣くでしょこれ。結局その後チビは何食わぬ顔で戻ってきてああ良かった、となったのですが。
ただね、ストーリーとしては物申したいところがあります。お父さんさ、「好きすぎる」相手にする態度じゃないでしょ。「いつか行きましょうよ熱海でも箱根でも」って言葉に何の反応もせず「ねる」って、まるっきり無視してんじゃん。愛の反対語は無視だぞ。本当はこっそり箱根旅行のチケットを買ってたりするんだけどいやそれ奥さんに相談してから買えよ、他にも色々お母さんに対する態度が悪すぎて、「こういう人なんだ」と説明するためにしても終始こんなんなので最後の最後に「…おまえが…好きすぎて…」なんて言われても読んでる方はポカーン。「どうしていいかわからん…嫌われやせんかと…いつも…」いやいやいやいやいや。嫌われるのが怖いと思ってるなら会話の相手くらいするでしょ。どこそこ行きたいねって言われたらそうだな、くらい返すでしょ。猫がいなくなって心配してたら、励ましたり一緒に探しに行くくらいするでしょ内心もう死んでるって思ったとしても。どうしたらいいかわからんじゃなくて、そうやって相手を思いやることが面倒臭かっただけなんじゃないですか?何も言わなくても40年だか過ごせてこれた。その点お母さんも若干悪いのかもね、離婚とか言い出すくらい腹に据えかねてるならもっと早い段階で自分の気持ちを言うべきだった。でも99%はお父さんが悪い。最後の告白でお母さんはめちゃくちゃ嬉しそうだったけど私は真顔でした。どの口が言うかと。
あと、娘の色恋沙汰要る?別に両親の件に関わってくるわけでもないし単にサイドストーリー的に挿入されたもんなのか?賑やかし的な。十歳年下でそれまで絡みもなかった後輩くんがストーカーまがいになるほど娘のどこを好きになったのかよく分からない。恋愛ものとしては良くも悪くもいつもの西漫画なのだが単独で気になるほど面白くはないし、しかし無視するほど適当な話でもなく、メインストーリーに集中したいのにちょいちょい気を取られるちょっとうざい存在だった。
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前巻の感想が5年前という事実に驚愕している。そんなに経ったなんて…
というわけで5年越しの3巻感想。
リリアナが召されてしまうとは思わなかった。何歳まで生きられるか分からないって設定は克服したのかと勝手に思ってた。うーん、リリアナは生かしておいた方が(なんて言い草)真澄の成長的に良かったと思うんだけどなあ。正直、その後の展開見る限り死なせる必要は無かったんじゃないかと思った。私はリリアナが好きなので残念に思う気持ちが多すぎて穿った見方をしてしまうのかもしれないけど、ストーリー上の必要性というよりは、単にエピソード不足を補うためのもののような気がする。
最後のページでリリアナがかつて真澄に言ったセリフが出てきますけど、無印のときのこのシーンは本当に感動的だった。アグリーダックで(世間の評価的に)失敗して落ち込む真澄に、リリアナが真澄に泣きながらこのセリフを言うシーンで、私も泣いた。リリアナって普段は笑顔だし時には辛そうだったり悲しそうな表情もするけど涙を流すシーンて意外にないんだよね。生に頓着がなくてほとんど達観しているといってもいいくらい感情を揺さぶられることの無いリリアナが、唯一真澄には心を動かされる、っていうあたりに改めて主人公の存在感を感じたし、完璧のように描かれてきたリリアナにもまだ成長の余地があるのかってことに今後への期待感が膨らんだ。この続編でその「成長」は微妙な感じのまま終わってしまったけど。
なんかリリアナ語りになっちゃったんで話を元に戻そう。えーと、結局真澄の「枷」とやらはルシィへの罪悪感だったってことなんだけど、前も言ってなかったっけそれ。また無印の話に戻るけど、アグリーダックのパートナーになって欲しいとお願いした真澄に、レオンがこれを理由に断ってたような…その後真澄がそれを乗り越えた、というかそういうのを吹っ飛ばす次元に達したからレオンはわざわざドイツから飛んできたんじゃなかったのかと。ここにきてまたこのルシィの件を持ち出されると、もうどうやったって解決できねえじゃんそれ、と思ったら、真澄は結局、レオンと愛し合うようになることで乗り越えたらしい(ってことでいいのかな)。男の傷は男で癒す、なんてSWANらしからぬ決着にもやもやする。そもそも1、2巻での真澄の問題とやらにピンときてなかったんだよね。ルシィを亡くしたあと日本でモダンバレエを踊っていた真澄にレオンが「ルシィの影と踊っている」と指摘するのは納得できる。真澄はルシィのおかげでモダンに開眼したようなものだし、レオンもいなくて実質一人で踊ってたようなもんだし。でも晴れて真のパートナーとなったレオンとモスクワで踊ってるのはクラシックバレエなのにまたそれ持ち出す?て思ってしまった。どうでもいいけどラストの方で葵さんがレオンと真澄の踊りを見て諦めた的な描写があるけどこういうのも何回目なんだむしろお前まだ諦めてなかったんかと。こういうのも含めて続編SWANこそ無印の影と踊ってるんじゃないかと思った。
何と去年一度も更新してなかった。
タラレバ娘、完結したかと思ったら続編やってるみたいですね。(そっちはまだ読んでない)で、8,9巻の感想。一言で言えば無難な終わり方。現実だったら早坂さんと一緒になるのが一番いいけどこれ少女漫画だからね、まあおかしいよね、ここへきて早坂さんとゴールインエンドじゃ。昔読んだ池田理代子先生の短編集に、親の薦める婚約者との結婚を控えた若かりし頃の主人公が、一度は他の男(イケメンだけど将来性は未知数)と駆け落ちしかかるんだけど結局思い直して婚約者の元に帰り結婚、それから十数年後に雑誌でかつての男が大成して奥さんと映っている記事をみつける、という話があった。逃した魚は大きかった、でもあの時冒険できなかった自分には今の平凡な生活は相応だわね、という結論に至るんだけど、何が言いたいかというと、これが少女漫画との違いだなと。少女漫画ってまだ十代二十代の夢も希望もいっぱいな女の子たちが読者なんだから夢も希望もいっぱい詰まった状態で終わるのが正しい。なのでタラレバ娘もこれでいいのよ。って、自分を納得させようとしてるのは、やっぱ期待した展開と違ったからだろう……以上、雑な感想終わり。
続編はもう少し掘り下げたストーリーになっているんだろうか?
これって少女漫画なんだな、と改めて思った。
なんだよ結局KEYとやらは倫子さんが好きなんかよ。まー好きじゃなきゃあんだけちょっかい出さないだろうけどと読み終わってやさぐれました。この漫画って結局何が目的なんだろう?アラサーの現実を突きつけといて主人公はめでたく王子様とゴールイン(死語)だとしたら本当読者殺しもいいところ。もっと現実的な希望を持たせてくれと思う。早坂さんでいいじゃん。KEYとのことは年取ってからふと思い返すくらいのちょっとキラキラした思い出にしておけばいいじゃん。倫子とKEYは恋愛はできるかもしれないけど一生を添い遂げるのは無理だよ。でももし自分がこの渦中にいたら、やっぱり安定よりときめきを求めてKEYに走っちゃうかもしれないと思った。誰もが早坂にしとけって言うだろうし自分でも分かってても、つい感情が揺さぶられる方に惹かれてしまう。女ってそういうもんでしょ、ってことを暗に示しているのかも。そういう女の愚かしさを描こうとしているのだったら、深い。
唐突に別作品を持ち出しますけど、吉住渉先生の「ママレードボーイ」の主人公のライバルキャラ・ありさちゃんが、ずっと遊が好きで何度もアタックしたけどダメでついに諦めて、好意を寄せてくれてた銀太と最後は付き合うことになったとき、私は「妥協したな」と思った。ありさちゃんは、銀太に対してはときめきはないけど失望もない、一緒にいると安心する、と心情を説明していたけど、当時子供だった私には妥協以外の何物にも思えなかった。子供過ぎて理解できなかったんだよね、安定・安心の大切さを…。十代でその境地に達したありさちゃんは偉大だ、と今は思います。それだけ。
どうでもいいけど、ドラマ、私は見てないし今後も見ることはないので内容については何も言えないですが、倫子役は小池栄子さんがはまり役でよさそうなのにと思う。美人で気が強そうで巨乳で。

追記※ママレードボーイの登場人物の名前、間違えてました。ありさちゃんではなく「ありみ」ちゃんです
もう6巻出たの!?と思いきや3話しか収録されてない。ページ数は減ったのにお値段は据え置きなのね…
香は結局妊娠してなかった。それが判明した時のバンドマン、手のひら返したような反応で最初の「責任とる」発言は何なんだよって感じだけど、きっとその時は本当にそう思ってたんだろうね。だからホントに妊娠してたら香はめでたくタラレバ卒業だったのかもしれない。しかしそんな安易な飛び道具は作者は使わなかった、と。バンドマンとはKEY氏のおかげで決別できた(?)ようなのでそれはそれでめでたいね。
一方小雪の不倫は泥沼に。ダメなことは分かってて、散々傷ついているのにそれでもやめられないってあたりがリアルですね。いやリアルかどうかは知らんけど多分現実の不倫カップルたちもこんなんなんだろうなーと想像できる。そういや思い出したけど昔、職場の女の子が未婚のまま子どもを産んだんだけど、その相手が彼女の上司(妻子あり)ということがあってたまげたことがある。もちろん本人たちが不倫を認めたわけではないけど、彼女は子どもに上司の子とよく似た名前をつけていて、あと子どもができる前から付き合ってる噂があったそうで、多分間違いないだろうとのことだった。私はそういうスキャンダルにかなり疎い方で、しかしその私も知っているということは職場中に知れ渡っていることなんだけど、恐ろしいのはその上司の妻も同じ職場という…。一応夫婦は別の建物での勤務だったし夜勤のある職場だったので浮気とかはしやすそうだなと明後日なことを思った記憶がある。
しやすいからといってしちゃあだめですけど。不倫ダメ、絶対。しかし自分がその立場に立ったその時もダメ絶対と言えるのか。素敵な(素敵じゃなくても)男性が言い寄ってくる機会なんて壊滅的に無いから言えることかもねえ。
結局小雪はどうするんだろう。相手のお姉さんにバレちゃったけど。
そしてKEYくんは何のために待ち構えてんだろう?早坂さんなら何だかんだ倫子と相応というか、収まるとこ収まったなって感じなんだけど。やっぱ倫子に気があるから二人の仲を邪魔するとか?もしくは倫子は自分に気があると分かってて、早坂さんは当て馬だと教えるとか?はたまた早坂さんに何らかのアレがあってそれを倫子に暴露するとか。うーん気になる。
次巻も3話だとしたらまさかの年内に7巻?4話なら来年1月。ペースが速いのは読者としてはうれしいけど東村先生の仕事量パねぇな…
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