少女マンガの中途半端な感想。すべてネタバレですのでご注意を。
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なんとびっくり、今年初めての更新だそうです。そんなに放置してたのか。
今回はりんかの後釜として新装刊された増刊フラワーズの感想です。
『りんか』は「失恋ショコラティエ」が本誌に移動になった時点で読むのをやめたのですが、その失恋ショコラティエの無いりんかと何が違うというわけでもないこれを何故買ってしまったのかというと、表紙が良かったからです。岩本先生を持ってくるとは編集部も汚いですね。まんまと乗せられました。思い起こせば、本誌フラワーズを初めて買ったのだって岩本先生の表紙に惚れたからだった。
というわけでりんかより若干薄くなった気がするのにお値段据え置き舐めてんのか!な増刊フラワーズの感想いきたいと思います。
VSルパン。
何だか非常に親近感を覚えるアラサーヒロインの話。
現実では夢見る乙女がそのまま歳とるとヤバイことになるけどどうせマンガじゃなんだかんだで白馬の王子様が迎えにくるんでしょ、ほーらやっぱり…と思った瞬間、え、そっち?的な結末でした。
話としてどうだったかは別として、個人的に甘々ラブラブシーンがないさいとう作品は砂糖の入ってないすき焼きのようなものだと思ってるので今回の展開は不満だったな。砂糖の入ってないすき焼きを食べたことがないので実際美味しいのか不味いのか知りませんが。
紅い果実と花飾り。
かねてから思ってました。岩本先生は読み切りこそが至高だと。
そして本作を読んで改めて思いました。やっぱ岩本先生は読み切りこそが真骨頂だと…!
インドっぽい舞台に木と結婚するという設定。これだけ現代とかけはなれた設定を、それもたった30ページという短いページ数の中で読者に理解させ、無理なくまとめる手腕。見事です。完全新作読み切りでここまで完成度の高い漫画を描けるプロがどれだけいるのかわかりませんが少数派なのは間違いないと思います。
天狗はそろそろいいところで切り上げて、以前のように読み切りか3話完結くらいの作品にシフトしていただけないものか。
蔵のある家。
パッと見、本誌連載のものと別作品だと思えませんでした。主人公、髪が黒くなっただけじゃねーかァァ。ただ、猫は可愛いしお話も良かった。それなりに。
空挺懐古都市。
作者、予告カットとか表紙もですけど、イラスト上手いですよね。ただ、イラストが上手いからといって漫画も上手いとは限らないのがね。30過ぎた年増が読むにはきつい作風だと思いました。それだけ。
先生と、先生の先生。
絵は割とすきな感じだけど担任と自分の母親が昔付き合っていたというエピソードはちょっと引いたし今度は自分が担任に好意を持つというラストも安直な感じがした。
でもそれらも多分先生自体に魅力を感じられればスルーできた気がする。どこがいいんだよこいつの?って感じなので納得できないんだな。
男キャラは女性読者の8割がかっこいいと思えるキャラじゃなきゃ女性向け漫画はやっていけないと思います。(私が2割側だという可能性は排除してます)
ちづかマップ。
シリーズものらしいですが今回初めて読みました。
なかなか独特の空気を持った漫画。古地図がテーマというもの珍しさもあるけど、日常のちょっとしたこと(今回でいえば友達との「微妙な」考え方の違いとか)が描かれているのがいいと思った。日常の何気ないエピソードを拾うって難しいと思うし事実そういう漫画は少ないので作者にはこの路線を極めてほしい。
花食う乙女。
主人公、占いが具体的過ぎなければめちゃくちゃ売れっ子になるだろうに…
猫mix幻奇譚とらじ。
田村先生は世界一猫を可愛く描ける漫画家じゃないだろうか。
変なにおいかいだときの猫の顔が上手すぎる!
100のしっぽ物語。
控え目だけどちゃんと甘えるシグレが可愛いくていじらしい。
夫婦漫才恋しぐれ。
この作者の漫画は初読でしたが、読み終わって思いました。会田先生、本誌でゴッホの弟の話描いてる人にとってかわってくれないだろうか――。
冬のペンギン。
ペンギンいいですよね。ペンギン可愛い。ペンギンペンギン!
ハナタレ花火。
好きな絵柄。小玉ユキ先生系の上手さだと思います。
あと、タカシがいい味出してる。
週末は洗濯びより。
絵が残念だなあ。話も残念だけど。ダメなんじゃなくて残念。
キスシーンはちょっとよかった。
つーか全体にどアップ過ぎだと思った。もうちょいコマ詰めたらページ半分で済むのでは…
以上。
今回はりんかの後釜として新装刊された増刊フラワーズの感想です。
『りんか』は「失恋ショコラティエ」が本誌に移動になった時点で読むのをやめたのですが、その失恋ショコラティエの無いりんかと何が違うというわけでもないこれを何故買ってしまったのかというと、表紙が良かったからです。岩本先生を持ってくるとは編集部も汚いですね。まんまと乗せられました。思い起こせば、本誌フラワーズを初めて買ったのだって岩本先生の表紙に惚れたからだった。
というわけでりんかより若干薄くなった気がするのにお値段据え置き舐めてんのか!な増刊フラワーズの感想いきたいと思います。
VSルパン。
何だか非常に親近感を覚えるアラサーヒロインの話。
現実では夢見る乙女がそのまま歳とるとヤバイことになるけどどうせマンガじゃなんだかんだで白馬の王子様が迎えにくるんでしょ、ほーらやっぱり…と思った瞬間、え、そっち?的な結末でした。
話としてどうだったかは別として、個人的に甘々ラブラブシーンがないさいとう作品は砂糖の入ってないすき焼きのようなものだと思ってるので今回の展開は不満だったな。砂糖の入ってないすき焼きを食べたことがないので実際美味しいのか不味いのか知りませんが。
紅い果実と花飾り。
かねてから思ってました。岩本先生は読み切りこそが至高だと。
そして本作を読んで改めて思いました。やっぱ岩本先生は読み切りこそが真骨頂だと…!
インドっぽい舞台に木と結婚するという設定。これだけ現代とかけはなれた設定を、それもたった30ページという短いページ数の中で読者に理解させ、無理なくまとめる手腕。見事です。完全新作読み切りでここまで完成度の高い漫画を描けるプロがどれだけいるのかわかりませんが少数派なのは間違いないと思います。
天狗はそろそろいいところで切り上げて、以前のように読み切りか3話完結くらいの作品にシフトしていただけないものか。
蔵のある家。
パッと見、本誌連載のものと別作品だと思えませんでした。主人公、髪が黒くなっただけじゃねーかァァ。ただ、猫は可愛いしお話も良かった。それなりに。
空挺懐古都市。
作者、予告カットとか表紙もですけど、イラスト上手いですよね。ただ、イラストが上手いからといって漫画も上手いとは限らないのがね。30過ぎた年増が読むにはきつい作風だと思いました。それだけ。
先生と、先生の先生。
絵は割とすきな感じだけど担任と自分の母親が昔付き合っていたというエピソードはちょっと引いたし今度は自分が担任に好意を持つというラストも安直な感じがした。
でもそれらも多分先生自体に魅力を感じられればスルーできた気がする。どこがいいんだよこいつの?って感じなので納得できないんだな。
男キャラは女性読者の8割がかっこいいと思えるキャラじゃなきゃ女性向け漫画はやっていけないと思います。(私が2割側だという可能性は排除してます)
ちづかマップ。
シリーズものらしいですが今回初めて読みました。
なかなか独特の空気を持った漫画。古地図がテーマというもの珍しさもあるけど、日常のちょっとしたこと(今回でいえば友達との「微妙な」考え方の違いとか)が描かれているのがいいと思った。日常の何気ないエピソードを拾うって難しいと思うし事実そういう漫画は少ないので作者にはこの路線を極めてほしい。
花食う乙女。
主人公、占いが具体的過ぎなければめちゃくちゃ売れっ子になるだろうに…
猫mix幻奇譚とらじ。
田村先生は世界一猫を可愛く描ける漫画家じゃないだろうか。
変なにおいかいだときの猫の顔が上手すぎる!
100のしっぽ物語。
控え目だけどちゃんと甘えるシグレが可愛いくていじらしい。
夫婦漫才恋しぐれ。
この作者の漫画は初読でしたが、読み終わって思いました。会田先生、本誌でゴッホの弟の話描いてる人にとってかわってくれないだろうか――。
冬のペンギン。
ペンギンいいですよね。ペンギン可愛い。ペンギンペンギン!
ハナタレ花火。
好きな絵柄。小玉ユキ先生系の上手さだと思います。
あと、タカシがいい味出してる。
週末は洗濯びより。
絵が残念だなあ。話も残念だけど。ダメなんじゃなくて残念。
キスシーンはちょっとよかった。
つーか全体にどアップ過ぎだと思った。もうちょいコマ詰めたらページ半分で済むのでは…
以上。
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どうでもいいがフラワーズは今出てる漫画雑誌の中では一番好きだ。90年代初めまでの花とゆめっぽい。最近は前の号を買わないうちに次の号が出てしまって店頭で買えずアマゾンのお世話になることも多いんだけど(ほんとに好きなのか?)、この先もよっぽどのことがない限り買い続けるだろう。
というわけで別にいらない前置きはこの辺にして今日はそのフラワーズで連載していた「娚の一生」です。
何故に今頃これかというと、今連載中の「姉の結婚」を読んでて、ふと主人公前作と一緒じゃね?と思って古いフラワーズを引っ張り出して最初から最後まで読み返したから。
うん、確かにつぐみとヨリ、大体同じ。だけど面白かったです。連載当時毎月読んでたはずだけど通して読むとまた違うね。
海江田さんくらい素敵なバツなしの独身おじさんなんて存在するのかなあ。ってくらいおじさんを魅力的に描ける作者すごい。まず最初にときめいたのはつぐみがなくしてしまった50万のネックレス(ペンダント?)を台風の中探してきてつぐみの首につけてあげて、「きれいやで」って言うところ。ときめいたしなんか泣きそうにもなってしまった。探しに行く前につぐみが「自分で買った負け犬ジュエリーだし…」ってちょっと卑下してたシーンがあったからなおさら海江田さんの言葉が感動的だった。
それからちょっと飛んで、昔の女(じゃないけど)に嵌められそうになった海江田さんがつぐみに平手されて「嬉しい」と抱きしめるところ。つぐみのモノローグ「どうしよう」「私はこのおじさんが好きなんだわ」も良い。最後も良い。
この漫画はエピソード同士のつながりがゆるいし割と前回のラストを引っ張らないで次が始まるので、途中間違って2か月分飛ばして読んだんだけど気づかなかった(他の漫画で気づいた)。だから連載が長くなっても通りすがり的にさらっと読めるしその分次がすごく楽しみ!という気持ちにもならない。今までこの作品がうすらぼんやりとしか私の中に記憶がなかったのはきっとその辺に理由があるんだろう…と面白さを見過ごしていた言い訳をする私だった。
というわけで別にいらない前置きはこの辺にして今日はそのフラワーズで連載していた「娚の一生」です。
何故に今頃これかというと、今連載中の「姉の結婚」を読んでて、ふと主人公前作と一緒じゃね?と思って古いフラワーズを引っ張り出して最初から最後まで読み返したから。
うん、確かにつぐみとヨリ、大体同じ。だけど面白かったです。連載当時毎月読んでたはずだけど通して読むとまた違うね。
海江田さんくらい素敵なバツなしの独身おじさんなんて存在するのかなあ。ってくらいおじさんを魅力的に描ける作者すごい。まず最初にときめいたのはつぐみがなくしてしまった50万のネックレス(ペンダント?)を台風の中探してきてつぐみの首につけてあげて、「きれいやで」って言うところ。ときめいたしなんか泣きそうにもなってしまった。探しに行く前につぐみが「自分で買った負け犬ジュエリーだし…」ってちょっと卑下してたシーンがあったからなおさら海江田さんの言葉が感動的だった。
それからちょっと飛んで、昔の女(じゃないけど)に嵌められそうになった海江田さんがつぐみに平手されて「嬉しい」と抱きしめるところ。つぐみのモノローグ「どうしよう」「私はこのおじさんが好きなんだわ」も良い。最後も良い。
この漫画はエピソード同士のつながりがゆるいし割と前回のラストを引っ張らないで次が始まるので、途中間違って2か月分飛ばして読んだんだけど気づかなかった(他の漫画で気づいた)。だから連載が長くなっても通りすがり的にさらっと読めるしその分次がすごく楽しみ!という気持ちにもならない。今までこの作品がうすらぼんやりとしか私の中に記憶がなかったのはきっとその辺に理由があるんだろう…と面白さを見過ごしていた言い訳をする私だった。
想い合う相手つーのはあくまでお互い告白し合わないとだめなんですかね。
もう言わなくても分かるくらいだだ漏れだよね二人とも。
と何食わぬ顔で始めてみましたがいくら何でも間空きすぎだ。6巻の感想2年前なんだけど!もう潮見先生新シリーズ始めてるけど!みたいな。なんかちらっと見た感じその新シリーズなかなか面白そうだったんでそっちに手を出しそうになりましたが…。
いやいやこっちが先だ、というわけでまさかの7巻感想。
冒頭の通りらせつと夜行がいい雰囲気でいいぞーもっと見せろーとか思ってたら九竜と所長の話にスライド。しかもこれが微妙に長い。7巻の約半分を消費してようやく現在に戻ったはいいけど、あいかわらずやってる好きだの好きじゃないの。もういい加減にしろと思いました。夜行もアホだけどらせつも相当ですね。
そうこうしてるうちに所長かららせつに知らされる事実。夜行はらせつの先祖の霊を愛している…。らせつはショックで泣いてしまうわ夜行はまた違う世界にいってしまうわ。ほんと所長は空気読めない子!(そっち?)
風のうわさではあと2巻で終わるとか終わらないとか…
次の感想はいつになるやら。
もう言わなくても分かるくらいだだ漏れだよね二人とも。
と何食わぬ顔で始めてみましたがいくら何でも間空きすぎだ。6巻の感想2年前なんだけど!もう潮見先生新シリーズ始めてるけど!みたいな。なんかちらっと見た感じその新シリーズなかなか面白そうだったんでそっちに手を出しそうになりましたが…。
いやいやこっちが先だ、というわけでまさかの7巻感想。
冒頭の通りらせつと夜行がいい雰囲気でいいぞーもっと見せろーとか思ってたら九竜と所長の話にスライド。しかもこれが微妙に長い。7巻の約半分を消費してようやく現在に戻ったはいいけど、あいかわらずやってる好きだの好きじゃないの。もういい加減にしろと思いました。夜行もアホだけどらせつも相当ですね。
そうこうしてるうちに所長かららせつに知らされる事実。夜行はらせつの先祖の霊を愛している…。らせつはショックで泣いてしまうわ夜行はまた違う世界にいってしまうわ。ほんと所長は空気読めない子!(そっち?)
風のうわさではあと2巻で終わるとか終わらないとか…
次の感想はいつになるやら。
こんなにときめきながら漫画を読んだのは久しぶりでした。
20年以上前の漫画とは思えない。読んでて、昔の少女漫画だな~っていう感覚は全然ありませんでした。
いやそれはもちろん私自身が若くないからっつー無視できない要素もあるんですけど、でもたぶん今の若い子が読んでも絵柄とか家電がデフォだとかそういうのは古いと思っても話自体には十分ときめくことができるんじゃないかと。
話は微妙に逸れますが、今の(中高生を対象とした)少女漫画ってたいてい面白くないよね。まあ言うほど読んでないんでホントはよく知らないですけど。しかもわずかに読んだことのあるマンガは花ゆめ系ばっかりですけど。ただ、今の若い作家たちが描くマンガって絵柄はすごく可愛いけれど、間の取り方が悪かったり言葉で説明しすぎる(モノローグが多い)傾向だったり全体に性急な印象を受ける。っていう基本的な粗も目立つんですけど、私が個人的に物足りないと思うのが、学園ものなら校内の出来事ばかりでキャラたちの私生活、具体的に言うと「家庭」でのシーンってほとんど無いかあってもおざなりテンプレなところです。それは花ゆめ系に限らず、今の少女漫画の全体的な傾向だと思う。学校でのエピソードと同じくらい自宅で過ごしてる様子を描写してくれないとキャラがすごく薄っぺらく感じる。それは完全にお前の趣味だろと言われるとそうかもしれないとしか言えないけど、いや、でもそういうバックボーン的なものは絶対必要だと思うんだ。コミックス1冊以上の長さのマンガなら特に。
それもただ描写があるだけじゃだめ。憧れの何それくんとのエピソードと同じくらい印象的じゃないと。そういうマンガ、今の少女漫画で思い浮かぶのありますかね。
で、本作です。
もちろん上の私のアホみたいな主張のことがらは完全クリアしてます。が、それはあくまで作品を構成する基礎的部分であって特長は別にあります。何がいいかって、主人公の魅力。これに尽きる。高刀くんは超絶カッコイイです。素敵すぎます。可奈子さんもまあいいです。コーチも他のキャラもなかなかです。が、やっぱり高刀くんです。高刀くんのカッコ良さで成り立ってる漫画といっても過言じゃない。持ち上げておいて落とすようですがこの漫画、後半は結構だるい話が続きます。文庫3巻くらいで終わっても良かったんじゃないかとすら思った。可奈子さんも最後の方は1巻とは別人みたいにうざいし。それでも最後まで読んだのは高刀くんがかっこいいから。何だかんだ言って結局キャラ萌えじゃねーか、と思われそうですがそれだけキャラに入れ込むためには前述のなんやかんやが必要なんだと、そう言いたかった。多分。
小椋冬美の「リップスティック・グラフィティ」と雰囲気が似てるね。(いやどっちかといえば「さよならなんていえない」の方か?)こっちも大好き。
20年以上前の漫画とは思えない。読んでて、昔の少女漫画だな~っていう感覚は全然ありませんでした。
いやそれはもちろん私自身が若くないからっつー無視できない要素もあるんですけど、でもたぶん今の若い子が読んでも絵柄とか家電がデフォだとかそういうのは古いと思っても話自体には十分ときめくことができるんじゃないかと。
話は微妙に逸れますが、今の(中高生を対象とした)少女漫画ってたいてい面白くないよね。まあ言うほど読んでないんでホントはよく知らないですけど。しかもわずかに読んだことのあるマンガは花ゆめ系ばっかりですけど。ただ、今の若い作家たちが描くマンガって絵柄はすごく可愛いけれど、間の取り方が悪かったり言葉で説明しすぎる(モノローグが多い)傾向だったり全体に性急な印象を受ける。っていう基本的な粗も目立つんですけど、私が個人的に物足りないと思うのが、学園ものなら校内の出来事ばかりでキャラたちの私生活、具体的に言うと「家庭」でのシーンってほとんど無いかあってもおざなりテンプレなところです。それは花ゆめ系に限らず、今の少女漫画の全体的な傾向だと思う。学校でのエピソードと同じくらい自宅で過ごしてる様子を描写してくれないとキャラがすごく薄っぺらく感じる。それは完全にお前の趣味だろと言われるとそうかもしれないとしか言えないけど、いや、でもそういうバックボーン的なものは絶対必要だと思うんだ。コミックス1冊以上の長さのマンガなら特に。
それもただ描写があるだけじゃだめ。憧れの何それくんとのエピソードと同じくらい印象的じゃないと。そういうマンガ、今の少女漫画で思い浮かぶのありますかね。
で、本作です。
もちろん上の私のアホみたいな主張のことがらは完全クリアしてます。が、それはあくまで作品を構成する基礎的部分であって特長は別にあります。何がいいかって、主人公の魅力。これに尽きる。高刀くんは超絶カッコイイです。素敵すぎます。可奈子さんもまあいいです。コーチも他のキャラもなかなかです。が、やっぱり高刀くんです。高刀くんのカッコ良さで成り立ってる漫画といっても過言じゃない。持ち上げておいて落とすようですがこの漫画、後半は結構だるい話が続きます。文庫3巻くらいで終わっても良かったんじゃないかとすら思った。可奈子さんも最後の方は1巻とは別人みたいにうざいし。それでも最後まで読んだのは高刀くんがかっこいいから。何だかんだ言って結局キャラ萌えじゃねーか、と思われそうですがそれだけキャラに入れ込むためには前述のなんやかんやが必要なんだと、そう言いたかった。多分。
小椋冬美の「リップスティック・グラフィティ」と雰囲気が似てるね。(いやどっちかといえば「さよならなんていえない」の方か?)こっちも大好き。
月日の流れは速いですね。
というわけで久々の漫画感想は、前に1巻の感想書いてそのままだったこれ。連載時に最後まで読んでたからか何となくコミックス続刊は買わないままだったんですが最近久しぶりに読み返したくなってようやく購入。
毎回りんかで熟読していたので内容は結構細かいところまで覚えてた。なのにまた隅々まで熟読しました。エピソードがいちいち面白くて、例を挙げると、
・だめなおっさんたちに混じって飲んだくれる銀ちゃん
・メグに甥っ子を押し付けようとするおばさん
・何があっても揺るがないスミオのモテっぷり
・村で唯一の銀ちゃん派
・龍也の髪が星柄(今気付いた)etc.
前も書いたけど村の人たちのキャラ立ちぶりが素晴らしいですね。一人ひとりのバックボーンがちゃんとあって、キャラ同士の人間関係もちゃんとある。全員が善人というわけではないけど人を貶めようとするような悪い人は出てこないので常に安心して読めるしね。悪い人を出さないで話を進めるって難しいことじゃないかと思うんですが(まあ作風的に悪人を出すことの方が難しそうだけど)(その辺勝田先生も同様に)そういう意味でも貴重な作家さんだなあ。
無事大団円を迎えた「雨無村」。6年後の結婚して子供が2人いる銀ちゃんには素直に良かったねと思いますが、ちょっと寂しい気持ちも否めません…銀ちゃんファンとしては。あとスミオはまだ銀ちゃんを細々と思い続けてるんだろうか?その辺をフォローした番外編があれば読みたいけれどでもまあそういう余計な尾ひれをつけないで終わるのもいい。うん。
というわけで久々の漫画感想は、前に1巻の感想書いてそのままだったこれ。連載時に最後まで読んでたからか何となくコミックス続刊は買わないままだったんですが最近久しぶりに読み返したくなってようやく購入。
毎回りんかで熟読していたので内容は結構細かいところまで覚えてた。なのにまた隅々まで熟読しました。エピソードがいちいち面白くて、例を挙げると、
・だめなおっさんたちに混じって飲んだくれる銀ちゃん
・メグに甥っ子を押し付けようとするおばさん
・何があっても揺るがないスミオのモテっぷり
・村で唯一の銀ちゃん派
・龍也の髪が星柄(今気付いた)etc.
前も書いたけど村の人たちのキャラ立ちぶりが素晴らしいですね。一人ひとりのバックボーンがちゃんとあって、キャラ同士の人間関係もちゃんとある。全員が善人というわけではないけど人を貶めようとするような悪い人は出てこないので常に安心して読めるしね。悪い人を出さないで話を進めるって難しいことじゃないかと思うんですが(まあ作風的に悪人を出すことの方が難しそうだけど)(その辺勝田先生も同様に)そういう意味でも貴重な作家さんだなあ。
無事大団円を迎えた「雨無村」。6年後の結婚して子供が2人いる銀ちゃんには素直に良かったねと思いますが、ちょっと寂しい気持ちも否めません…銀ちゃんファンとしては。あとスミオはまだ銀ちゃんを細々と思い続けてるんだろうか?その辺をフォローした番外編があれば読みたいけれどでもまあそういう余計な尾ひれをつけないで終わるのもいい。うん。
