少女マンガの中途半端な感想。すべてネタバレですのでご注意を。
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はい、ようやく最終巻です。文庫版が完結して1年以上。正直感想はもういいかな、(誰も見てないし)と思いましたが、でもま、せっかくここまで書いてきたのでね。
まずはジュダ皇子の父親疑惑から。ナキア皇太后とウルヒは好き合っているしジュダもウルヒも同じ金髪…ということで「ジュダ皇子の父親はウルヒなのでは?」という噂が王宮内に広まります。つーか私も絶対そうだと思ったんですがさんざ引っ張ったあげくジュダは正真正銘先々帝の子であることが判明。真相を知りながらもその噂を利用しようとしたイル・バーニの目論見も成功せず。
ウルヒとナキア皇太后の関係は切ないです…たびたび引き合いにだして恐縮ですがベルばらで言うとウルヒはまるっきりフェルゼンですね。皇太后と結ばれないと分かっていながら皇太后もそして他人の子であるジュダ皇子も命を賭して守ろうとするあたり。
それにしてもジュダ皇子はいい子だね。カイルを慕っていて自分は皇帝の器じゃないってことも自覚していて、母親がやっていることが悪いことだってこともちゃんと分かっている。ナキア2号みたいな子だったらまだまだ長引いたろうなぁ。
皇太后、かなりしつこいからね。ウルヒ亡き後、大人しくなるかと思ったらウルヒが言っていた言葉を反すうしてそれが「暗号」だと気づき、最後の悪あがきを始めたのには驚きでした。「初めて会った場所からやりなおしたい」と聞いて、「そこへ行けということか――」なんてよく気づきましたよ。深読みしすぎじゃないの?って思ったっけ本当に意味があったんだもんな。
さて、そんな皇太后の最後の悪あがきですが、……ここで残念なことが起こります…。まさかこんな最後の最後で……ルサファくんが天に召されるなんて!
ひどいよ!ルサファはどうしても死ななければならなかったの!?あんま必然性を感じないんだけど! 誰か死なないとハッピーエンドを迎えられないファミコン版「スイート・ホーム」を思い出しました。
でもネフェルト姫のあれだけの誘惑にも負けないくらいユーリを思っているルサファくんだから、カイルと始終いちゃついてるユーリを見てるのも(それも多分一生)(ていうか今でもいちゃついてるけど)辛いだろうから…これはこれで良かったのかもしれない。ユーリのために死ねて本望なんだろうし。
で、皇太后は流刑となりその監視役がジュダということで今度こそ邪魔されることなく、晴れて新郎妊婦(苦笑…でも本当のことだから仕方ない)となったカイルとユーリ。でもそのわずか5ページ後に「今は昔…」的な語りで終焉したのには驚き。
ああ、作者はこれが描きたかったのか、と納得しつつ、アッサリし過ぎなラストにちょっと肩透かしを食った。夢から突然醒める感じでした。そんで、最後まで元の時代の日本の家族(と、元彼)のフォローがでてこなかったですよね。これは意外だった。ユーリはこれでいいけど家族(と、元彼)は一生悲しみを背負って生きるのに救いはないの?って。
せめて妹か誰かがハットゥサの歴史上にユーリという人物がいたのを見つけて、「何かこの子、夕梨に似てるね…」みたいなシーンが1コマでもあれば、と思いますが。
何はともあれ、これで天河大団円。どこまで実際の歴史に沿っているのか分かりませんが、歴史物として面白かったしラブ(ときめき)もあったしとにかくこんだけ長く楽しめたので満足です。
もう長編ものはアップしないでおこう。
まずはジュダ皇子の父親疑惑から。ナキア皇太后とウルヒは好き合っているしジュダもウルヒも同じ金髪…ということで「ジュダ皇子の父親はウルヒなのでは?」という噂が王宮内に広まります。つーか私も絶対そうだと思ったんですがさんざ引っ張ったあげくジュダは正真正銘先々帝の子であることが判明。真相を知りながらもその噂を利用しようとしたイル・バーニの目論見も成功せず。
ウルヒとナキア皇太后の関係は切ないです…たびたび引き合いにだして恐縮ですがベルばらで言うとウルヒはまるっきりフェルゼンですね。皇太后と結ばれないと分かっていながら皇太后もそして他人の子であるジュダ皇子も命を賭して守ろうとするあたり。
それにしてもジュダ皇子はいい子だね。カイルを慕っていて自分は皇帝の器じゃないってことも自覚していて、母親がやっていることが悪いことだってこともちゃんと分かっている。ナキア2号みたいな子だったらまだまだ長引いたろうなぁ。
皇太后、かなりしつこいからね。ウルヒ亡き後、大人しくなるかと思ったらウルヒが言っていた言葉を反すうしてそれが「暗号」だと気づき、最後の悪あがきを始めたのには驚きでした。「初めて会った場所からやりなおしたい」と聞いて、「そこへ行けということか――」なんてよく気づきましたよ。深読みしすぎじゃないの?って思ったっけ本当に意味があったんだもんな。
さて、そんな皇太后の最後の悪あがきですが、……ここで残念なことが起こります…。まさかこんな最後の最後で……ルサファくんが天に召されるなんて!
ひどいよ!ルサファはどうしても死ななければならなかったの!?
でもネフェルト姫のあれだけの誘惑にも負けないくらいユーリを思っているルサファくんだから、カイルと始終いちゃついてるユーリを見てるのも(それも多分一生)(ていうか今でもいちゃついてるけど)辛いだろうから…これはこれで良かったのかもしれない。ユーリのために死ねて本望なんだろうし。
で、皇太后は流刑となりその監視役がジュダということで今度こそ邪魔されることなく、晴れて新郎妊婦(苦笑…でも本当のことだから仕方ない)となったカイルとユーリ。でもそのわずか5ページ後に「今は昔…」的な語りで終焉したのには驚き。
ああ、作者はこれが描きたかったのか、と納得しつつ、アッサリし過ぎなラストにちょっと肩透かしを食った。夢から突然醒める感じでした。そんで、最後まで元の時代の日本の家族(と、元彼)のフォローがでてこなかったですよね。これは意外だった。ユーリはこれでいいけど家族(と、元彼)は一生悲しみを背負って生きるのに救いはないの?って。
せめて妹か誰かがハットゥサの歴史上にユーリという人物がいたのを見つけて、「何かこの子、夕梨に似てるね…」みたいなシーンが1コマでもあれば、と思いますが。
何はともあれ、これで天河大団円。どこまで実際の歴史に沿っているのか分かりませんが、歴史物として面白かったしラブ(ときめき)もあったしとにかくこんだけ長く楽しめたので満足です。
もう長編ものはアップしないでおこう。
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約1年ぶりとなる「天は赤い河のほとり」感想。
やんごとなき理由により続きを買わずにいたら、そのまま年月が経ってしまいました。(やんごとなき理由=資金が尽きた)
2日前にやっと13、14巻を買って読んだので久しぶりに感想を書こうと思います。
話がどこまで進んでいたかすっかり忘れていた私ですが、冒頭のラムセスが悶えているシーンで、そういえばラムセスが王太后に捕らえられてムチで打たれて…それをユーリが助けようとしていた…(んだっけ?)ってとこまでは辛うじて思い出しました。ユーリとカイルが仲良くしてる場面はじっくり読み込む私ですが、それ以外は続けて読まないとすぐ分からなくなってしまいます。
で、13巻を読んだ私の感想を簡単に言うと、「タハルカって誰?」。
12巻を読み返しても、あれ、こんなことあったかなぁと。特に特徴がなくてどうにも影が薄いキャラですが、14巻までしつこくユーリを狙い続けます。そのタハルカが放った矢からユーリを守ったのは、ここでまたユーリのために命を捨てようとし(たが失敗?し)たルサファ。
もうルサファったら!私もユーリと同じ気持ちだよ、簡単に命を捨てようとしないで!!ていうかそんなことしても無駄なんだから!もう天河では私の期待に反して誰も死なないことになってるんだからっ。
にしても、ユーリにしてみればかなりうざいんじゃないだろうか。隙あらば(?)自分のために死のうと思っている人間が常に側にいるっていうのは…
ユーリが立派にヒッタイト軍を統率した場面にはホロリときました。あんた本物だよ…カイルに愛されてるなんて超妬ましいけどあんたなら仕方ないよ。
と、泣く泣くカイルをユーリに譲った私の心を次に捉えたのはイル・バーニ。「お前のことだ。尋問はすんでいるのだな。死なせぬように、だがかなり手荒に」というカイルに、表情も変えず「御意」。…御意って言葉にこんなにときめいたことはいまだかつてないです。素敵。「靴を舐めろ」でネウロに惚れた私ですから当然天河のSにだって惚れるっちゅうねん。
檻に入れられ、ハットゥサに運ばれるウルヒの服が引き続き肌蹴ているのは誰かへのサービスなんだろうか…とよこしまな疑問を私の中に残しながら14巻は終わり。
次はいよいよ最終巻です。
やんごとなき理由により続きを買わずにいたら、そのまま年月が経ってしまいました。(やんごとなき理由=資金が尽きた)
2日前にやっと13、14巻を買って読んだので久しぶりに感想を書こうと思います。
話がどこまで進んでいたかすっかり忘れていた私ですが、冒頭のラムセスが悶えているシーンで、そういえばラムセスが王太后に捕らえられてムチで打たれて…それをユーリが助けようとしていた…(んだっけ?)ってとこまでは辛うじて思い出しました。ユーリとカイルが仲良くしてる場面はじっくり読み込む私ですが、それ以外は続けて読まないとすぐ分からなくなってしまいます。
で、13巻を読んだ私の感想を簡単に言うと、「タハルカって誰?」。
12巻を読み返しても、あれ、こんなことあったかなぁと。特に特徴がなくてどうにも影が薄いキャラですが、14巻までしつこくユーリを狙い続けます。そのタハルカが放った矢からユーリを守ったのは、ここでまたユーリのために命を捨てようとし(たが失敗?し)たルサファ。
もうルサファったら!私もユーリと同じ気持ちだよ、簡単に命を捨てようとしないで!!ていうかそんなことしても無駄なんだから!もう天河では
にしても、ユーリにしてみればかなりうざいんじゃないだろうか。隙あらば(?)自分のために死のうと思っている人間が常に側にいるっていうのは…
ユーリが立派にヒッタイト軍を統率した場面にはホロリときました。あんた本物だよ…カイルに愛されてるなんて超妬ましいけどあんたなら仕方ないよ。
と、泣く泣くカイルをユーリに譲った私の心を次に捉えたのはイル・バーニ。「お前のことだ。尋問はすんでいるのだな。死なせぬように、だがかなり手荒に」というカイルに、表情も変えず「御意」。…御意って言葉にこんなにときめいたことはいまだかつてないです。素敵。「靴を舐めろ」でネウロに惚れた私ですから当然天河のSにだって惚れるっちゅうねん。
檻に入れられ、ハットゥサに運ばれるウルヒの服が引き続き肌蹴ているのは誰かへのサービスなんだろうか…とよこしまな疑問を私の中に残しながら14巻は終わり。
次はいよいよ最終巻です。
とても久しぶりな気がする「天は赤い河のほとり」感想。
前回はユーリがラムセスにエジプトに連れてかれそうになったところで終わったんでしたね。
意外に早くカイルが助けにきて子どものことを喜び合うものの、そのまま平穏にことは進まない。
戦線を離脱するために船で移動中、ユーリが海に投げ出されてしまい行方不明に!(でも大丈夫!主人公だから)
ここで、3人の男たちの行動を追ってみましょう。
まずルサファくん。危険を顧みず海へ飛び込み、必死でユーリを助け出しました! 容態のよくないユーリのために下げたくない頭を下げてラムセスに助けを求めます。うんうん、がんばってるね。もうウルスラの二の舞を期待するような不謹慎なことは思わないよ。
次、カイル陛下。ユーリの港到着を知らせる報告がなく不安な気持ちを覆い隠し「無事だと信じる!」と自らエジプト軍との戦いの前線に。覇権をめぐり、またユーリをめぐっても絶対に負けられない戦いに、いざ出陣――!
と、ルサファとカイルがギリギリな状態に身を投じる中、第三の男・マリ皇子(皇子でいいのだろうか?)はというと――ユーリを助けるために海に飛び込もうとするルサファくんを「ばか! 海にもどるつもりか!?」となんと引き止めた。「何がなんでもイシュタル様をお捜しするんだ!」と叫んでいますが、海に入らないでどうやって助けるつもりなんでしょうか。とんだ腰抜けです。
しかも、今まさに戦いに臨もうとするカイルにわざわざユーリの行方不明を伝えに行きました。おかげでカイルは動揺し、軍はガタガタに。
要らんことするな。空気読めよ。
その埋め合わせのつもりか自らしんがり隊の指揮を買って出るも、ラムセスに瞬殺されてしまいました。
ユーリをろくに守れず、カイルに要らぬ心労を負わせ、戦力にならないまま旅立たれたマリ皇子。彼なりに一生懸命やった上での結果なんでしょうが、まったくとんだミスター足手まといと言わざるを得ません。
11,12巻はルサファくんの活躍が有り得ないくらいめざましいのですが、もう一人、やたら目立っている人がいます。ラムセスくんです。彼もカイルと同じように国の将来を真剣に考え行動している好青年(?)だったことに私的好感度アップ。何だかいつの間にか味方になってたしね。
つーかやばい。ユーリみたいに守られたい…! と思ってしまった20代後半独身。
王太后に捕らえられ、ムチで打たれて悶えてるラムセスの姿は、篠原先生からの読者へのサービスカットですよね?
堪能しました。ありがとうございました。
前回はユーリがラムセスにエジプトに連れてかれそうになったところで終わったんでしたね。
意外に早くカイルが助けにきて子どものことを喜び合うものの、そのまま平穏にことは進まない。
戦線を離脱するために船で移動中、ユーリが海に投げ出されてしまい行方不明に!(でも大丈夫!主人公だから)
ここで、3人の男たちの行動を追ってみましょう。
まずルサファくん。危険を顧みず海へ飛び込み、必死でユーリを助け出しました! 容態のよくないユーリのために下げたくない頭を下げてラムセスに助けを求めます。うんうん、がんばってるね。
次、カイル陛下。ユーリの港到着を知らせる報告がなく不安な気持ちを覆い隠し「無事だと信じる!」と自らエジプト軍との戦いの前線に。覇権をめぐり、またユーリをめぐっても絶対に負けられない戦いに、いざ出陣――!
と、ルサファとカイルがギリギリな状態に身を投じる中、第三の男・マリ皇子(皇子でいいのだろうか?)はというと――ユーリを助けるために海に飛び込もうとするルサファくんを「ばか! 海にもどるつもりか!?」となんと引き止めた。「何がなんでもイシュタル様をお捜しするんだ!」と叫んでいますが、海に入らないでどうやって助けるつもりなんでしょうか。とんだ腰抜けです。
しかも、今まさに戦いに臨もうとするカイルにわざわざユーリの行方不明を伝えに行きました。おかげでカイルは動揺し、軍はガタガタに。
要らんことするな。空気読めよ。
その埋め合わせのつもりか自らしんがり隊の指揮を買って出るも、ラムセスに瞬殺されてしまいました。
ユーリをろくに守れず、カイルに要らぬ心労を負わせ、戦力にならないまま旅立たれたマリ皇子。彼なりに一生懸命やった上での結果なんでしょうが、まったくとんだミスター足手まといと言わざるを得ません。
11,12巻はルサファくんの活躍が有り得ないくらいめざましいのですが、もう一人、やたら目立っている人がいます。ラムセスくんです。彼もカイルと同じように国の将来を真剣に考え行動している好青年(?)だったことに私的好感度アップ。何だかいつの間にか味方になってたしね。
つーかやばい。ユーリみたいに守られたい…! と思ってしまった20代後半独身。
王太后に捕らえられ、ムチで打たれて悶えてるラムセスの姿は、篠原先生からの読者へのサービスカットですよね?
堪能しました。ありがとうございました。
もうすでに完結している話なのに1ヶ月に2冊ごとなんて勿体つけるのやめてよ!
といきなり叫びたくなるほど続きが気になってしょうがない私です。
最初の頃はただひたすら二人のいちゃつきばかりを追っていましたが、徐々に話自体に惹かれるようになりました。一体どういう結末を迎えるのか? 作者が「最初にラストが浮かんだ」みたいなことを何かの記事で読んだ記憶があるのですが、それがどんなものなのかとても楽しみ。
それでは9,10巻の感想いきましょうか。
えーとまずは、さそりがリアル過ぎるよ!!という悲痛なツッコミから。
こんな微に入り細に入り書き込まなくても…。ユーリはさそりにというよりは何故ここに、という場違い感に驚いているようですが、普通の女子なら見た瞬間に悲鳴+飛び退きですよね。私ならこれがザリガニでも失神は免れないんじゃないかと思います。さすがユーリ。
ルサファに拉致されて、そういえばあのときの「手」は男の人のものだったとそのとき初めて思い出すあたりもさすがユーリ。正妃候補連続殺害事件の犯人探しの間中、いつそれを思い出すのかと思ってたんですがまさか片がついた後にその伏線が出てくるとは。
ウルヒにユーリを好きなようにしろと言われて、ああいう行動にでたルサファも意外でしたね。前回アンドレと例えたのは撤回します。アンドレはオスカルを襲いかけましたからね。撤回して、訂正します。ロザリーです…!(適当)(どうでもいいが「オスカル」を変換しようとしたら「♂駆る」と出ました。どれだけ飢えた野獣なんですか)
しかしこの騒動がようやく終わったかと思った次の瞬間またトラブルに巻き込まれるルサファくん。今度は事実上の死刑宣告を受けてしまいます。
ついにウルスラの二の舞か?と期…心配した私ですが、無事生還。
どうやら、もう犠牲者は出ないもよう。いやいや、それは何よりです。
話は進んで、正妃になる条件として近衛長官に就任したユーリ。…って、何で近衛長官ー!?文民統制的な意味でならまだ分かる気がしますが…いや理由は皇太后が説明してましたが…正妃が近衛長官…
つーかこれじゃまたしばらくラブラブが見れないじゃん!
あーあ…また離れ離れ。のところにまた現れた変態ラムセス。
今度こそ!と意気込んだ彼ですが、意外な展開に。
ユーリが身籠った!(のか?本当に?)
素直に祝福してしまうラムセス。そして躊躇なく「いい父親になるから安心して産め」と自分の子どもでもないのに言えてしまうラムセス。
あんた…、もしかしていい奴?実は男前?
変態という重大なマイナスポイントはありますが、とりあえず、彼女に「話があるの」と言われるたびビクついてしまう世の男どもは見習うように。
ユーリはこのままエジプトに連れ去られてしまうのか!?
お腹の子は!?
ますます目が離せない「天は赤い河のほとり」、待て次巻!!
(って、しつこいようだけどすでに完結してるんだよね。続きが気になるのがイヤだから文庫化を待ったのに…)
といきなり叫びたくなるほど続きが気になってしょうがない私です。
最初の頃はただひたすら二人のいちゃつきばかりを追っていましたが、徐々に話自体に惹かれるようになりました。一体どういう結末を迎えるのか? 作者が「最初にラストが浮かんだ」みたいなことを何かの記事で読んだ記憶があるのですが、それがどんなものなのかとても楽しみ。
それでは9,10巻の感想いきましょうか。
えーとまずは、さそりがリアル過ぎるよ!!という悲痛なツッコミから。
こんな微に入り細に入り書き込まなくても…。ユーリはさそりにというよりは何故ここに、という場違い感に驚いているようですが、普通の女子なら見た瞬間に悲鳴+飛び退きですよね。私ならこれがザリガニでも失神は免れないんじゃないかと思います。さすがユーリ。
ルサファに拉致されて、そういえばあのときの「手」は男の人のものだったとそのとき初めて思い出すあたりもさすがユーリ。正妃候補連続殺害事件の犯人探しの間中、いつそれを思い出すのかと思ってたんですがまさか片がついた後にその伏線が出てくるとは。
ウルヒにユーリを好きなようにしろと言われて、ああいう行動にでたルサファも意外でしたね。前回アンドレと例えたのは撤回します。アンドレはオスカルを襲いかけましたからね。撤回して、訂正します。ロザリーです…!(適当)(どうでもいいが「オスカル」を変換しようとしたら「♂駆る」と出ました。どれだけ飢えた野獣なんですか)
しかしこの騒動がようやく終わったかと思った次の瞬間またトラブルに巻き込まれるルサファくん。今度は事実上の死刑宣告を受けてしまいます。
ついにウルスラの二の舞か?と期…心配した私ですが、無事生還。
どうやら、もう犠牲者は出ないもよう。いやいや、それは何よりです。
話は進んで、正妃になる条件として近衛長官に就任したユーリ。…って、何で近衛長官ー!?文民統制的な意味でならまだ分かる気がしますが…いや理由は皇太后が説明してましたが…正妃が近衛長官…
つーかこれじゃまたしばらくラブラブが見れないじゃん!
あーあ…また離れ離れ。のところにまた現れた
今度こそ!と意気込んだ彼ですが、意外な展開に。
ユーリが身籠った!(のか?本当に?)
素直に祝福してしまうラムセス。そして躊躇なく「いい父親になるから安心して産め」と自分の子どもでもないのに言えてしまうラムセス。
あんた…、もしかしていい奴?実は男前?
変態という重大なマイナスポイントはありますが、とりあえず、彼女に「話があるの」と言われるたびビクついてしまう世の男どもは見習うように。
ユーリはこのままエジプトに連れ去られてしまうのか!?
お腹の子は!?
ますます目が離せない「天は赤い河のほとり」、待て次巻!!
(って、しつこいようだけどすでに完結してるんだよね。続きが気になるのがイヤだから文庫化を待ったのに…)
山積みにして然るべき傑作だというのに、なんか巻を追うごとに手に入れるのが大変になっているような気がします。
本屋4軒まわってやっと購入。大人気だから在庫が薄いんだ。きっとそうだ。
はぁ…
まずはウルスラに哀悼の意を捧げます。
この漫画、ユーリとカイル皇子に関しては何の心配も無いのですが、脇役となると話は別でレギュラー出演と言えど油断はできないんですよね。
レ・ミゼラブル。
さらばウルスラ。
しかしそれがきっかけでというか何というかカイルが皇帝に即位。
どうでもいいですが「独身王」って何だか悲しい響きがないですか。
独身の中の独身、みたいで不名誉じゃない? 地位は下なのに「独身貴族」のがイメージがいい。
それにしてもユーリったら「陛下」と呼んではいるもののまったく敬意を表していないよね。あろうことか夜這いにきたカイルを拒絶して「助けて!誰か来てー!」はないだろう。ラムセスに襲われそうになった時と同じ反応なのはカイル陛下の立場が……
で、ホントに来ちゃうハディ。(余計なことを)
でもまぁあれです。8巻でついにあれっすから。うん。
うん…。まぁね、いいんですけど。
ぜひ2日目と3日目の模様も中継してほ(以下自主規制)
私的に気になるキャラ。
8巻後半でのルサファ君。
ユーリのベールを握り締め「…何も望んじゃいないさ。だけど想うだけなら自由だろう」
おおお……彼こそは天河におけるアンドレ!
黒髪で思い込みの激しそうなところが良し!
本物のアンドレと違ってユーリとどうにかなる可能性は皆無だけど、今回こうやってクローズアップされたのには何か意味があるはず。
彼が今後どんな活躍をするのか楽しみです。
ウルスラの二の舞になりそうなキャラ第一位とかは禁句☆
本屋4軒まわってやっと購入。大人気だから在庫が薄いんだ。きっとそうだ。
はぁ…
まずはウルスラに哀悼の意を捧げます。
この漫画、ユーリとカイル皇子に関しては何の心配も無いのですが、脇役となると話は別でレギュラー出演と言えど油断はできないんですよね。
レ・ミゼラブル。
さらばウルスラ。
しかしそれがきっかけでというか何というかカイルが皇帝に即位。
どうでもいいですが「独身王」って何だか悲しい響きがないですか。
独身の中の独身、みたいで不名誉じゃない? 地位は下なのに「独身貴族」のがイメージがいい。
それにしてもユーリったら「陛下」と呼んではいるもののまったく敬意を表していないよね。あろうことか夜這いにきたカイルを拒絶して「助けて!誰か来てー!」はないだろう。ラムセスに襲われそうになった時と同じ反応なのはカイル陛下の立場が……
で、ホントに来ちゃうハディ。(余計なことを)
でもまぁあれです。8巻でついにあれっすから。うん。
うん…。まぁね、いいんですけど。
ぜひ2日目と3日目の模様も中継してほ(以下自主規制)
私的に気になるキャラ。
8巻後半でのルサファ君。
ユーリのベールを握り締め「…何も望んじゃいないさ。だけど想うだけなら自由だろう」
おおお……彼こそは天河におけるアンドレ!
黒髪で思い込みの激しそうなところが良し!
本物のアンドレと違ってユーリとどうにかなる可能性は皆無だけど、今回こうやってクローズアップされたのには何か意味があるはず。
彼が今後どんな活躍をするのか楽しみです。
ウルスラの二の舞になりそうなキャラ第一位とかは禁句☆
