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少女マンガの中途半端な感想。すべてネタバレですのでご注意を。
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約1年ぶりとなる「天は赤い河のほとり」感想。
やんごとなき理由により続きを買わずにいたら、そのまま年月が経ってしまいました。(やんごとなき理由=資金が尽きた)
2日前にやっと13、14巻を買って読んだので久しぶりに感想を書こうと思います。

話がどこまで進んでいたかすっかり忘れていた私ですが、冒頭のラムセスが悶えているシーンで、そういえばラムセスが王太后に捕らえられてムチで打たれて…それをユーリが助けようとしていた…(んだっけ?)ってとこまでは辛うじて思い出しました。ユーリとカイルが仲良くしてる場面はじっくり読み込む私ですが、それ以外は続けて読まないとすぐ分からなくなってしまいます。
で、13巻を読んだ私の感想を簡単に言うと、「タハルカって誰?」。
12巻を読み返しても、あれ、こんなことあったかなぁと。特に特徴がなくてどうにも影が薄いキャラですが、14巻までしつこくユーリを狙い続けます。そのタハルカが放った矢からユーリを守ったのは、ここでまたユーリのために命を捨てようとし(たが失敗?し)たルサファ。
もうルサファったら!私もユーリと同じ気持ちだよ、簡単に命を捨てようとしないで!!ていうかそんなことしても無駄なんだから!もう天河では私の期待に反して誰も死なないことになってるんだからっ。
にしても、ユーリにしてみればかなりうざいんじゃないだろうか。隙あらば(?)自分のために死のうと思っている人間が常に側にいるっていうのは…
ユーリが立派にヒッタイト軍を統率した場面にはホロリときました。あんた本物だよ…カイルに愛されてるなんて超妬ましいけどあんたなら仕方ないよ。
と、泣く泣くカイルをユーリに譲った私の心を次に捉えたのはイル・バーニ。「お前のことだ。尋問はすんでいるのだな。死なせぬように、だがかなり手荒に」というカイルに、表情も変えず「御意」。…御意って言葉にこんなにときめいたことはいまだかつてないです。素敵。「靴を舐めろ」でネウロに惚れた私ですから当然天河のSにだって惚れるっちゅうねん。
檻に入れられ、ハットゥサに運ばれるウルヒの服が引き続き肌蹴ているのは誰かへのサービスなんだろうか…とよこしまな疑問を私の中に残しながら14巻は終わり。
次はいよいよ最終巻です。
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